SIMフリー対応のZenFone2 Laserのスペックや評判
SIMフリー対応のZenFone2 Laserのスペックや評判の解説します。
- 基本スペック
- 対応バンド
- 価格
- 特徴的な機能
- 評判
- 今のZenFoneシリーズを明確に位置付けた一品
「性能怪獣」をキャッチコピーにしたZenFone2でしたが、その怪獣をのりこなせる人は少なかったようです。
ZenFone2は「高い価格でハイスペック」というブランド志向を取りましたが、元々ZenFoneシリーズはZenFone5の「それなりの値段でそれなりの性能」という「コスパ」で注目された機種でした。
ZenFone2 Laserの基本ペック
- メーカー ASUS
- 大きさ 143.7 ×71.5 ×3.5 mm ~ 10.5 mm
- 重量 145 g
- 電池容量 2400 mAh
- プロセッサ QualcommR Snapdragon? 410
- 画面サイズ 5インチ
- 解像度 1,280×720
- カメラ性能 背面1300万画素/前面500万画素
- RAM 2GB
- ROM 16G
典型的なミドルスペック機種の性能となっており、先に販売されていたZenFone2よりも基本的なスペックは低めです。
ただしこれはあくまで上位機種のZenFone2と比べた場合で、ミドルスペック機種の中では上位の性能になります。
また同性能、同価格帯の中ではピカイチのカメラ性能を持っており、その部分で評価されることが多いようです。
因みにZenFone2 Laser名義で6インチRAM3GBの強化版ともいえる機種もあります。
ただしこちらは相応に価格も高く、ZenFone2とほぼ同じ価格になるという事であまり人気がありません。
対応バンド
3Gや2Gにも対応していますがLTEは
LTE/ 1 3 5 6 8 9 18 19 28
となっており、基本的にDoCoMo系回線で利用する事が前提となっています。
価格のレンジ
ZenFone2 Laserの魅力はその価格です。
2万6784円と3万円を切る価格でこの性能という事で絶大な人気が出ました。
因みにZenFone2 Laserの6インチRAM3Gモデルは約4万5000円で販売されています。価格帯としてはハイスペック機種に当たります。
特徴的な機能
ZenFone2 Laserだけの特別な機能という物はありません。
ZenFone2シリーズで力が入れられているデザインとカメラは廉価版とはいえしっかりと受け継がれています。
人間工学に基づき片手でも持ちやすいデザインにたいし、端末の7割を占める大きな画面、それに頑丈なゴリラガラスを搭載と日常の使いやすさに拘った製品となっています。
カメラは上位機種であるZenFone2と同等の物を利用しており1300万画素にレーザーオートフォーカス、自動調整とかなりハイスペックとなっています。
この価格帯の中ではかなり高性能なカメラであると言えるでしょう。
ZenFone2 Laserの評判 使いやすさ
ZenFone2 Laserの評判は概ね好評です。
スタンダートを目指して作られた為、特別な特徴が無いZenFone2、それの廉価版なので「この機種にしかない」というメリットは有りませんが、全体的な作りこみがしっかりしており、誰でも使いやすい機種となっています。
大きなデメリットが無く2万円代というお手頃価格、そして性能もけた違いに良いという分けではないが実用であれば十分で品質も良い、という「コスパ」の良さが大きなメリットの機種です。
またZenFone2は「この機種にしかない」というメリットがありませんでしたが、ZenFone2 Laserはこの価格にオートフォーカス付きの高性能カメラを載せたことで「カメラ」というメリットが生まれました。
ZenFone2 Laser以降カメラを強化した機種や、バッテリーを強化した機種など複数の機種が登場していますが、コスパの良さと実用性という面から今でも人気がある機種となっています。
今のZenFoneシリーズを明確に位置付けた一品
ZenFone2 Laserは販売から半年以上が立ちますが、今でもSIMフリー市場では人気が有る「定番機種」の一角であり、MVNOのセット販売機種としても人気が有ります。
ZenFoneはこれ以降、ZenFone2やZenFone名義で複数の機種を販売していますが、どれも性能としてはZenFone2 Laserに近い物となっています。
ZenFone2 Laserは「高性能」よりも「コスパ」が求められる日本向けSMフリー市場で、ASUSが販売するZenFoneの方向性を明確に位置付けた一品と言えますし、ZenFone2 Laserの成功以降市場では多くの「コスパが良い」機種が現れました。